MY LIFE
 TOYOTA2000GTは何といっても「美しい」の一言に尽きると思います。
美しさとともに魅力のもうひとつにサウンドが心をゆさぶる。回転計の針が敏感に応えるソレックス3連キャブレターによるDOHCが奏でるミュージカルなサウンドはたまらなく美しくも聞こえ暫し聞きほれてしまう。
 性能面でみると30年も前とハイテクで進化した現在とでは当然といはず多少の不満見劣りは仕方がない。今の電子制御では味わえないキャブレターの魅力はオーナーにとって自慢のひとつでわないでしょうか。
 同志盟友は大勢います。なかでも2台3台と車庫に納めている人もいます。ちなみに、フェラーリ等の特殊な希少車を除くと同じ車にこだわり、愛情を持って乗り継ぐ人は,日本車でそれほど多くはいないと思います。
 ところがTOYOTA2000GTは世界が認める日本が誇る名車であることから、ひとたび手に入れた人は手塩にかけて納得のゆくまで修理に手を加え、長く長く愛情を持って走りを楽しむオーナーばかりです。 昨年2月のヤマハ袋井コースでの3時間に及ぶフルスロットルでの時速200k走行に、参加したオーナーは満足の時間を味わった。
 河野さんをトップに昭和39年スタートしたトヨタ・ヤマハの技術集団こだわりの職人気質により開発費を無視しての短期間で(エンジンはクラウンを流用トヨタとヤマハがそれ以前から開発を進めていたので、ボデーをトヨタが設計)仕上げられた2000GTはまさに性能面をみても技術の結晶として幻の名車といわれる所以でしょうね。
昭和41年10月1日スタート2日台風襲来の悪天候のなか谷田部自動車テストコースで3日間走りきって素晴らしい3つの世界記録と13の国際記録を樹立したTOYOTA2000GTは、眺めて飽きることなく乗っても満足でき、心を豊かにする「ゆとり」をあたえてくれる素晴らしい車ですね。走りを終えて我が家のガレージにその美しいボデイを休めたとき、ひとしお魅力が沸いてくる。それはゆとりある華麗なるグランドツアラーを眺め感慨に耽るときである。
私の車好きは昭和28年ホンダドリューム号125・DSK250ccの2輪に始まり昭和35年(1960年)に憧れの4輪フォードフェアレーンを1955年型1959年型二代8年乗り込む間、ついにTOYOTA2000GTが晴海第13回モーターショーにミニの女王と呼ばれた女優ツイギーがキャンペンモデルとなって昭和41年登場し42年に販売開始となった。
 そして昭和44年4月前期型の終了後に唯一取扱い東京トヨペット品川営業所ヘ発注した。秋の後期型発売まで待つこと6ヶ月新旧の素晴らしい両カタログ(現在も再版市販中)を擦り切れるほど見入りました。 
待ちに待った昭和44年10月9日(1969年)に小さくも美しい新車が我が家にやってきました。 品川トヨペットの担当高野さんを乗せて品川営業所まで送り返すため、首都高速を初めて走らせた時の感動はわくわく忘れることのできない初乗りの嬉しさ万感のひと時でした。そして帰ってきて暫くシートを離れることができませんでした。337台生産のなかで102台(すべて前期型)が輸出され国内登録は218台とテスト・レースなど特殊車17台です。 新車から5年位まで休日は下田須崎・南伊豆大瀬・神子元島・西伊豆松崎・田子・ほかへ釣りに深夜下田まで2時間走りを楽しむ
 発売から10数年後昭和55年に東京プリンスホテルに23台のTOYOTA2000GTが集結してクラブの結成となり現在29周年を迎えました。結成の時走行距離25000kでしたが、新車から39年現在80000kとなりました。
 トヨタ・ヤマハの技術集団とオーナー参加による「トヨタ2000GTを語る会」が浜名湖にて1995年第1回開催の後隔年で昨年2003年第4回がヤマハ袋井コース(2回目)でアメリカジャーナリスト吉川氏の著書「TOYOTA2000GT」の出版を記念して、トヨタ・ヤマハ技術集団とアメリカのシェルビーレーシングチーム及びアメリカジャーナリスト集団の20数名にクラブメンバーにより33台のTOYOTA2000GT同乗者併せて40名ばかりが参加し130数名で盛大に賑やかに行はれた。 オーナーにとって最高のミレミリアの場として次の「トヨタ2000GTを語る会」が待たれます。
 私の車は平成20年1月から5月にかけて初めてエンジンのオーバーホールをし、ミッション・デフホイールベアリング等々あらゆるところまで細部にわたり大々的な修理をいたしました。お蔭様で、新車のサウンドを楽しみつつクラブのツーリングに参加しています。どこのイベントに参加してもクラブ加入のみんなの車は走りも快適に新車同様の輝きを誇っています。

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